シングルで2気筒

17年のブランクから復帰したシングルマザーのゆるゆるバイク日記

オートバイがくれた素敵な時間

土曜日のきょうは

子どもにお弁当作って高校へ送り

天気予報とにらめっこ

 

雨雲なし

降水確率20%

 

いくか!

 

風もなく

強い日差しもなく

気温もそれほど高くなく

 

絶好のバイク日和です。

 

この前同様

国道187号線を

清流高津川沿いに

どんどん南下していきます。

  

yasrx4.hatenablog.com

 

道の駅 かきのき にて休憩。

奥の川、これまでの雨で

かなり増水してます。

 

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そこから20分ほどで

目的地到着。

 

中国道六日市インターそば

島根と山口の県境あたりにある

自然派カフェ

「草の庭」さん

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場所は

かなりわかりにくいのですが

実は10年以上前にも

訪れたことのある場所なので

知ってるのであった。

 

六日市郵便局と

ジュンテンドー目指して走ってると

小さな看板があるので

そこから川下へ細い道を降りてください。

  

「パーキング」に

R25を慎重に停めます。

 

奥の小屋から

ニワトリが飛び出してきて

びっくり(笑)

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久しぶりー

 

 

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さっそく店内へ。

2人の若いお嬢さんが働いておられました。

前はおひとりでされてたのにな。

 

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 優しそうな女性の店長さんが

 

「まあ、バイクで?」

「実は息子も1年前から

オートバイに乗ってるの」

 

息子さん北海道で酪農をされてるそうです。

 

たしか10年前は小学生だった

男の子かあ!

もうそんなに大きくなったのかー。

ま、当時は保育園児だった私の子も

高校生だもんなあ。

 

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あのときはアート好きな

店長さんと

めっちゃ絵の話をしたんだけど

覚えておられないよなあ。

たしかお子さんはもうひとりおられたはず?

 

「ブランチセット」を注文します。

 

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画像イマイチですみません。

店内はとても灯りが抑えてあるので

私の格安スマホではこれが限界。

 

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米糀をつかった自然酵母、岩塩

砂糖や油を一切使わないパンは有名で

地元のスーパーでも販売されてます。

 

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それではいただきまーす。

 ぱくっ。

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う、うまい....

 

写真のスクランブルエッグや

野菜のピクルス、

パンもおいしかったんですが

モッツアレラーチーズが絶品!

すべて有機野菜、無添加調味料です。

 

店内は貸し切りでした。

 

野暮なBGMもなく

聞こえてくるのは、やさしい自然の音と

のどかなお嬢さんたちの会話、

パンをこねる音だけという別世界。

 

目の前にはこんなに

素敵なテラスが。

 

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まさに「草の庭」です。

 

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はああああああ

癒されるぅ。

 

 

そよぐ風、虫の声、水のせせらぎ...

よかったら動画もどうぞ♪

(ブレブレですみません)

 

いつまでもこうしていたかったんですが

そろそろ帰らないと

お迎えの時間

 

ほんとはこのちょっと先にある

温泉も行きたかったんですが

残念。タイムアウトです。

 

「ごちそうさまでした」

 

支払いをしようと店で手伝ってる

お嬢さんに声をかけると

 

「お母さん。

お客さん帰られるって」

 

 

 

あ!あなたが娘さんなのね。

まー大きくなって!!

(って実際には初めて

お目にかかるのですけど)

 

 

店長さん、

あなたはたしか

私と同じ

シングルマザーでしたよね。

10年前にそんなお話しましたよね。

 

 

私の子供もあと1年とちょっとで

高校を卒業します。

地方ゆえ

どんな進路にせよ

県外へでていきます。

(地元の大学さえ、下宿しないと通えない)

 

R25のアクセルあけながら

 

急に 細田守監督の

おおかみこどもの雨と雪

のラストシーンを思い出すヲタク。

 

おおかみこどもの雨と雪

おおかみこどもの雨と雪

  • 発売日: 2018/04/25
  • メディア: Prime Video
 

 それはおおかみとの間に

2人の子供を授かった

シングルマザー

「花」さんの物語

 

 

2人のこども「雨」と「雪」が

やがて成長し

それぞれの道を選び、家をでていき

 

広い家に独りぼっちになる。

 

とおくで「雨」の遠吠えを聞きながら

たったひとりで、でも少し誇らしげに

そっと微笑む花さんのラストシーンには

 

顔が変形するくらいおいおい泣いた。

 

私もあと1年ちょっとだ。

 

 

そんなこと考えながら

家まであと少しのところで

雲行きが怪しくなってきたので

急いで帰宅。

 

切り上げて正解だったー。

 

ほどなく、子供から

お迎えコールのLINE。

 

たった120kmの旅でしたが

とても楽しくて

かけがえのないものになりました。

 

今日も

オートバイのくれた時間に感謝。

 

 

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本日もご訪問ありがとうございました。

 

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